僕個人のブログでもありますので、ふと思ったことを少し。
ちょっと前に、高校の同級生から来年あたり同窓会がありそうとの連絡が。
僕の高校生の時のクラスは、正直なところあまり団結力がなくて卒業後のクラスでの集まりというものは皆無でした。
しかし、たった一度だけ同窓会が行われ集まったことがあります。
僕も参加しました。
忘れもしないたった一度の同窓会。
きっかけは元クラスメイトの自殺でした。
彼が亡くなったあとに、ご家族からクラスでの集まりなどがあれば、一人で思い悩むときに相談できるきっかができたのではないかと。
僕は彼とはほとんど話をした事がなく、印象に残っていることと言えばよくみんなからいじられていたこと(じゃれあう方の意味で)、そしてよく笑っていたことです。
彼は大学を卒業したあとに地元の会社に就職をして、そしてそれからしばらくして自殺で亡くなったそうです。
僕は、地元の新聞に訃報が載っていたことを親に聞きました。
彼を思い悩ますものが仕事だったのか、何らかの人間関係だったのか、僕には知るすべがありません。
僕にできることと言えば、彼と言う人間がいたことを忘れないこと。
彼がこの世界で頑張って生きてきたということを忘れないでいること。
それは誰に望まれたことでもありませんが、僕が彼を忘れないことによって、これから自分が出会う人の中に危ないほどに繊細な心の持ち主がいれば、少しでも僕にできることを行動に移すよう背中を押してくれます。
そして、それが誰かのためになったときに、彼の力が働いたのだと、彼はまだこの世界に生きた証を残しているのではないかと思える気がします。
この記事へのコメント
きいろちゃん
大丈夫だぺっか?
(茨城県弁笑
)
現役店長